日本人の景気とズレる理由
日経平均は「日本の株価指数」だ。
だから日本人の景気を表している、
そう思われがちだ。
でも実際に売買しているのは、
日本人よりも外国人投資家の方が多い。
彼らが見ているのは、
日本人の給料や生活ではない。
為替、金利、海外市場、
相対的な割安感だ。
つまり日経平均は、
「日本で起きていること」というより、
世界のお金が日本をどう見ているか
に近い。
それなのに、
それを日本人の生活と結びつけて語ると、
話が噛み合わなくなる。
株価が上がっても生活が変わらないのは、
感覚が鈍いからでも、
努力が足りないからでもない。
見ている指標が、
最初から違っているだけだ。
この前提が共有されていないことが、
違和感の原因だと思う。
